作品 N

正しくは、鹿苑寺。現在の建物の多くは、
幕府の後援で17世紀後半に建てられたもの。
金閣は一層が白木で和様の寝殿造、二層は
天竺様の武家造、三層は唐様の禅寺風仏間で
各層の建築様式が異なる。

★銀閣寺★
銀閣は禅の影響を強く受けた東山文化を
代表する建物で、上は仏殿風、したは
書院造になっている。上棟は1489年
義政死後に完成したが、完成年は不詳。
銀閣と言っても応仁の乱の財政難で
銀は使われておらず、漆塗り。

★清水寺★
坂上田麻呂が鹿狩りの殺生を戒められ、
清水山の山中に仏殿を建てたのが寺のおこりで、810年に
清水寺と号した。
西国三十三ヵ所霊場第16番札所で、お参りが客が多い。
現在の堂塔は1633年、徳川家光が再建した。本堂から
張り出す‘清水の舞台’は釘を使わずに組まれた
懸涯造。昔から「清水の舞台から飛び降りる」
と勇気・決断の気持ちを表すが
高さは現代人は高く感じない13m。
昔、本当に飛び降りた人もいた。
★哲学の道★
疎水沿いに桜並木の散策路が2kmほど続く。
哲学者西田幾多郎が思索にふけりながら
歩いたのが名の由来。
紅葉と虫の名所若王子神社等が
道沿いにある。

★北野天満宮★
全国に1万社もある天満宮・天神社の本社。
社殿は桃山建築、東照宮の手本になった。
道真は学問・文芸の神様とされ、
合格祈願の受験生が多い。
毎月25日は天神さん縁日、露店が並ぶ。

★東大寺★
東大寺は良弁が開基した華厳宗大本山である。
仏教が盛んになった天平時代の初め、
平城京の東の大寺、また諸国の国分寺を統制する
天下総国分寺として造営された当時最大の官寺で、
正しくは金光明四天王護国之寺と言う。

★奈良公園★
正式名は「奈良県立都市公園奈良公園」
英文ではDeerParkと表記する
自然公園で、緑の草地に池が光、
鹿が食べない馬酔木が茂っている。

★三十三間堂★
本堂内陣の柱の間(桁行)が33あるのが通称になった。
実際の長さは66間(約126m)ある。
正しくは連華王院の本堂と言う。
その本尊は、湛慶らが3年半かけて造立した
大きな千手観音座像と、左右に500体
ずつ、計1千1体の寄木造造十一面千手観音立像
である。これらの像は顔立ち
が皆異なり、自分の探している人の面影に
似てると昔からいわれている。
本堂西の板縁は江戸期に通し矢が行われ、
当時の矢傷が残っている。

★東寺★
平安京造営の際、羅城門の東西に設けられた官寺の一つで、
832年空海(弘法大師)が嵯峨天皇よりいただき、
真言密教の道場とした。
創建時の建物は源平んぽ争乱で荒廃したが、文覚上人が
12世紀に復興した。
応仁の乱にも聖地として破壊されなかったが、
15世紀末の土一揆で伽藍の大部を失った。
現在の堂塔は江戸初期までの間に、当時の様式を
継承して再建された。
金堂は豊臣秀頼が、地上57mの日本一高い五重
★感想★
初めて奈良、京都に行ってこの2箇所には
たくさんの歴史があったと思います。
今までに体験したことない経験ができました。
班の人と協力して奈良市内をまわる事ができました。
新幹線の中やホテルの部屋でも楽しく過ごす事が
出来たと思います。
3日間楽しかったです。
一生残る思い出になったと思います。
参考文献
(株)教材研究所関西の旅